しばこニュース多くない?
関連株ってどれ?
たしかに、この夏から
自動運転のニュースが一気に
増えましたよね👀
- 6月・7月:タクシーアプリの「GO」と、自動運転ソフトの「ティアフォー」が相次いで上場
- 8月27日:トヨタが、2028年から「レベル2++」の自動運転を載せた市販車を出すと発表
- 9月15日:GO・Waymo・日本交通が、2027年中に東京で無人タクシーを走らせることを目指して合意
「いつか来る未来」だった自動運転が
事業として動き出した年です。
ただ、関連株として名前が挙がる会社は
数十社もあります。
全部を追いかけるのは
正直大変ですよね😅
そこでこの記事では
役割ごとに「ここは外せない」
代表企業を10社だけ厳選しました。
10社の選び方
・その分野で中心にいる会社
・自動運転で具体的な発表がある
・日本の株式市場に上場している
無人タクシーを動かす会社から
ランプの会社、地図の会社まで。
ちょっと意外な顔ぶれもいます😆
先に全体像を見ておきましょう。
厳選10社は、4つのグループ
- クルマ・ソフト:トヨタ、ティアフォー
- 無人タクシー:GO
- 目と頭脳:デンソー、ソニーG、小糸、ルネサス
- 地図:ゼンリン、ダイナミックマップ、アイサン
まず知っておきたい
「自動運転レベル」
ニュースに出る「レベル2」「レベル4」は
クルマがどこまで運転してくれるか
の段階です。
| レベル | ざっくり言うと | 運転するのは |
|---|---|---|
| 0 | 自動運転なし | 人 |
| 1 | ハンドルかブレーキ、どちらかを手伝う | 人 |
| 2 | ハンドルとブレーキを両方手伝う | 人 |
| 3 | 決まった条件ならクルマが運転。困ったら人に交代 | クルマ(緊急時は人) |
| 4 | 決まった地域・条件なら、人なしでクルマが運転 | クルマ |
| 5 | どこでも、人なしでクルマが運転 | クルマ |
トヨタの「レベル2++」は
レベル2のまま、手伝える範囲を
大きく広げたもの。
無人タクシーはレベル4にあたります。
国も、地域を限ったレベル4の
移動サービスを増やす方針です。
しばお人が乗っていなくても
走れるのが大きな違い☺️
厳選10社の一覧
「コード」は、株を探すときに使う
会社ごとの番号です。
時価総額は「会社全体の値段」。
株価×株の数で計算します。
| 会社(コード) | 自動運転での役割 | 時価総額 |
|---|---|---|
| トヨタ自動車 7203 |
自動運転車の開発・販売 | 約43.6兆円 |
| ティアフォー 593A |
自動運転ソフト | 約1,250億円 |
| GO 581A |
タクシーアプリ・無人タクシー | 約2,640億円 |
| デンソー 6902 |
カメラ・レーダーなどの部品 | 約5.6兆円 |
| ソニーグループ 6758 |
車載カメラ・距離センサー | 約22.1兆円 |
| 小糸製作所 7276 |
ランプ・LiDAR | 約8,280億円 |
| ルネサスエレクトロニクス 6723 |
自動運転用の半導体 | 約6.5兆円 |
| ゼンリン 9474 |
地図データ | 約530億円 |
| ダイナミックマッププラットフォーム 336A |
高精度3次元地図 | 約320億円 |
| アイサンテクノロジー 4667 |
3次元計測・自動運転の実証 | 約180億円 |
一番大きいトヨタと
一番小さいアイサンでは
会社の大きさが2,000倍以上ちがいます。
同じ「関連株」でも
値動きの大きさはまったく別物です。

ここからは1社ずつ
どんな会社か、自動運転で何をしているか
知っておきたい点まで見ていきます。
チャートは、1本の棒が1日の値動き。
赤が上がった日、青が下がった日です。
グループ1:
クルマと自動運転ソフトをつくる会社
7203 トヨタ自動車

- 時価総額
- 約43.6兆円(日本最大級)
- 本業
- 自動車の製造・販売
- 自動運転
- 2028年からレベル2++の市販車、ロボタクシーも検討
日本の自動運転の
真ん中にいる会社です。
2026年8月27日、2028年から
「レベル2++」の自動運転を載せた
市販車を出していくと発表しました。
自動運転の中心になるAIを
レベル2++とレベル4で
共通にする方針も出しています。
Google系のWaymo(ウェイモ)とは
自動運転の普及に向けた
提携の枠組みに合意ずみ。
ロボタクシー事業への参入も
検討していると報じられています。
さらに2025年9月には、静岡県裾野市に
実験の街「ウーブン・シティ」を開業。
自動運転や物流の実証を進めています。
無人タクシーのGOにも
約5.8%出資している株主です。
知っておきたい点:会社が大きく
自動運転は事業の一部です。
株価は本業の自動車販売や
為替の影響も大きく受けます。
593A ティアフォー

- 時価総額
- 約1,250億円
- 本業
- 自動運転ソフトの開発と導入支援
- 自動運転
- 事業そのもの(自動運転の専業)
国内初の、自動運転技術の
専業会社としての上場です。
2026年7月22日に上場しました。
誰でも使えるオープンソースの
自動運転ソフト「Autoware」を中心に
開発や導入の手伝いをしています。
2026年3月時点で
39都道府県・127地域で
実証や導入を進めています。
SOMPOホールディングス(約21%)や
ヤマハ発動機、いすゞ、KDDIなどが
株主に名を連ねています。
売上は、2021年9月期の約7億円から
2025年9月期の約64億円へ。
4年で9倍近くに伸びました。
知っておきたい点:研究開発に
お金をかけているため、まだ赤字。
2026年9月期も
約67億円の経常赤字を見込んでいます。
株価は8月下旬から急に上がり
9月上旬の高値から
大きく下がっています。
上場したばかりの会社は
値動きが大きくなりやすいので
チャートの形にも注意したいですね。
グループ2:
無人タクシーを走らせる会社
581A GO

- 時価総額
- 約2,640億円
- 本業
- タクシーアプリ「GO」と周辺サービス
- 自動運転
- 2027年に東京で無人タクシーを目指す
無人タクシーを「呼ぶ入口」を
すでに持っている会社です。
タクシーアプリ「GO」は
累計3,500万ダウンロード(2026年2月)。
提携タクシーは約8.5万台あります。
2026年6月16日に上場しました。
9月15日には、Waymo・日本交通と
2027年中に東京で無人タクシーを
走らせることを目指して合意。
段階的に100台規模まで増やして
GOとWaymo、両方のアプリから
呼べるようにするそうです🚕
- GO:タクシー会社との連携とアプリでの配車
- Waymo:自動運転の技術と車両の管理
- 日本交通:現場の運行管理
いまの稼ぎの柱は、アプリでの配車と
決済・広告などのタクシー向けサービス。
2025年5月期に黒字になりました。
知っておきたい点:自動運転は
これからの事業。今の業績は
タクシー配車が中心です。
グループ3:
クルマの「目」と「頭脳」をつくる会社
自動運転のクルマは
カメラやセンサーで周りを「見て」
半導体で「考えて」動きます。
その部品をつくっているのが
このグループです。
6902 デンソー

- 時価総額
- 約5.6兆円
- 本業
- 自動車部品(トヨタグループ)
- 自動運転
- 運転支援のカメラ・レーダー・チップ
クルマの「目」を量産している
部品の大手です。
運転を手伝う機能に使うカメラや
ミリ波レーダー(電波で距離を測る)を
つくっています。
もともとはトヨタグループ向けが中心。
最近は他のメーカーにも
採用が広がっています。
台湾の半導体メーカーMediaTekと
運転支援用の次世代チップを
一緒に開発する契約も結んでいます。
知っておきたい点:売上の多くは
エンジンや電気まわりなど
自動運転以外の部品です。
6758 ソニーグループ

- 時価総額
- 約22.1兆円
- 本業
- ゲーム・音楽・映画・半導体など
- 自動運転
- 車載カメラ・LiDAR用のセンサー
スマホのカメラで培った「目」を
クルマに広げている会社です。
スマホのカメラに使われる
イメージセンサーで世界大手。
その技術をクルマ向けにも使っています。
2025年6月には、LiDAR
(光で距離を測るセンサー)向けの
新しい距離センサーを発表。
細かく、速く測れるのが特長です。
知っておきたい点:ソニーの主力は
ゲームや音楽など。車載は
まだ事業の一部です。
7276 小糸製作所

- 時価総額
- 約8,280億円
- 本業
- 自動車のヘッドランプ
- 自動運転
- LiDAR(米Ceptonを子会社化)
ランプの会社が「目」の会社にも
なりつつある、意外な関連株です。
アメリカのLiDARメーカーCeptonと
2018年から一緒に開発してきました。
その短距離LiDARが2024年4月
レベル4車両の周りを見る用途で
受注に。
そして2025年1月
Ceptonを子会社にしました。
ランプはクルマの前後の
一番外側にある部品。
センサーを組み込みやすい場所です。
知っておきたい点:今の売上の柱は
ランプ。LiDARは
これから育てる事業です。
6723
ルネサスエレクトロニクス

- 時価総額
- 約6.5兆円
- 本業
- 車・産業向けの半導体
- 自動運転
- 運転支援用のチップ「R-Car」
クルマの「頭脳」になる
チップをつくる会社です。
クルマを動かす半導体(マイコン)で
世界大手の一角です。
2026年2月24日、運転支援用のチップ
「R-Car V4H」がトヨタの
新型RAV4に採用されたと発表。
カメラやセンサーの情報を受け取って
クルマがどう動くかを考える
部品です。
知っておきたい点:半導体は
景気や在庫の波で
業績が大きく動きやすい業種です。
グループ4:
自動運転用の地図をつくる会社
自動運転には、ふつうのカーナビより
ずっと細かい地図が必要です。
車線や標識の位置まで
センチ単位で分かる地図を
「高精度3次元地図」と呼びます。
9474 ゼンリン

- 時価総額
- 約530億円
- 本業
- 住宅地図・カーナビ用の地図データ
- 自動運転
- センチ単位の3次元地図データ
人の足で調べた地図を
自動運転にも使う会社です。
全国約70の拠点から
1日約1,000人の調査員が
現地を調べています。
全国の自動車専用道路と
主要な一般道で、センチ単位の
3次元地図データを提供しています。
2025年10月には、物流施設の中を
自動運転で走るための地図データの
提供も発表しました。
知っておきたい点:今の売上の柱は
カーナビや住宅地図など。
自動運転向けはその一部です。
336A
ダイナミックマッププラットフォーム

- 時価総額
- 約320億円
- 本業
- 高精度3次元地図の専門会社
- 自動運転
- 日本と北米で地図を提供
国内の自動車メーカーなどが
一緒につくった地図会社です。
2019年には、アメリカの地図会社Ushrを
買収すると発表。
北米にも地図を広げました。
そのUshrは、GMの運転支援
「スーパークルーズ」向けに
高速道路の地図を提供してきました。
2026年1月には、レベル4の
自動運転トラックを目指すT2に
地図データを提供すると発表🚚
知っておきたい点:会社は小さめで
ニュースひとつで
株価が大きく動くことがあります。
4667 アイサンテクノロジー

- 時価総額
- 約180億円(10社で最小)
- 本業
- 測量・3次元計測のシステム
- 自動運転
- 実証実験の受託・運行の支援
自動運転の「現場」を
支えている小さな会社です。
クルマで街を走りながら
3次元で測る計測システムを
販売しています。
自動運転の実証実験を
自治体などから受けて進めています。
2024年12月には、KDDIやティアフォー
などと、ロボット・自動運転車・
ドローンの協調配送の実証に成功。
愛知県がすすめるレベル4の研究にも
名古屋大学などと一緒に
加わってきました。
知っておきたい点:10社で一番
小さい会社。チャートを見ても
値動きの大きさが分かります。
テーマ株を見るときに
気をつけたいこと
ここまで10社を見てきましたが
ひとつだけ伝えたいことがあります。
「関連株」でも、売上の多くが
そのテーマから来ているとは
限りません。
今回の10社でも
トヨタやソニー、デンソーは
自動運転以外の事業がずっと大きい。
ニュースに名前が出ても
それだけで株価が動くわけでは
ないんですよね。
しばお話題の株を買って
暴落しました😭
いわゆる仕手株(一部の人が
株価を大きく動かす株)でした。
話題だからと人の意見だけで買うと
下がったときに
何も判断できません。
テーマはあくまで
調べるきっかけです。
気になった会社があったら
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何で稼いでいるかを見てみてください✍️
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まとめ:
自動運転関連株は「役割」で見る
厳選10社と4つのグループ
- クルマ・ソフト:トヨタ、ティアフォー
- 無人タクシー:GO
- 目と頭脳:デンソー、ソニーG、小糸、ルネサス
- 地図:ゼンリン、ダイナミックマップ、アイサン
2027年には、東京で無人タクシーが
走り始めるかもしれません。
ニュースが出たら
「これはどのグループの話かな?」と
当てはめてみてください。
それだけで
ぐっと分かりやすくなりますよ☺️
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- この記事は特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。
参考:トヨタ自動車・GO・ティアフォー・デンソー・ソニーセミコンダクタソリューションズ・小糸製作所・ルネサスエレクトロニクス・ゼンリン・ダイナミックマッププラットフォーム・アイサンテクノロジー各社の発表、国土交通省の資料、Yahoo!ファイナンス(株価・発行済株式数)
