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ししばお | お金の不安を減らすパパ投資家
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NISAで最初に積み立てる1本の選び方|S&P500とオルカン、どっちがいい?【NISAではじめる、お金の育て方 第4回】

NISAで最初に積み立てる1本の選び方(NISAではじめる、お金の育て方 第4回)

口座ができて、いざ画面を開くと
呪文みたいな商品名がズラリ。
ここで手が止まりますよね😅

最初の1本は、この3つで選べば
大きく外しません。

「決まった指数に連動する」
「手数料が安い」
「たくさんの会社に分かれている」

その代表が
S&P500とオルカンです。

前回(第3回)では、楽天証券でNISA口座を作りました。

最初の1本を選ぶ3つのものさし

① 決まった指数に連動する(インデックス型)

投資信託には大きく2種類あります。

  • インデックス型:指数(株価のものさし)と同じ動きをめざす
  • アクティブ型:プロが会社を選んで、市場を上回るのをねらう

指数というのは
たくさんの会社の株価を
ひとつにまとめた数字のこと。

テストでいえば「クラスの平均点」。
S&P500なら、アメリカを代表する
約500社の平均点のようなものです。

インデックス型を買うと
この平均点と同じ動きになります。

つまり市場全体の成長を
そのまま受け取る
形です。

最初の1本にインデックス型を
すすめる理由は3つあります。

  • 会社を選ぶ必要がない:どの会社が伸びるかを当てなくていい
  • 手数料が安い:プロが会社を選ぶ手間がない分、コストが低い
  • 中身が分かる:下がったときも「市場全体が下がっている」と理由が分かる

アクティブ型が悪いわけではありません。
ただ市場平均を上回れるかは
運用する人の腕しだいです。

過去に成績がよかったファンドが
これからも上回り続けるとは限りません。
手数料も高めのものが多い。

「何を選べばいいか分からない」段階なら
まずは平均点を取りにいく。
それがインデックス型です。

② 手数料(信託報酬)が安い

第3回でお話ししたとおり
持っている間の手数料は
毎年かかり続けます。

手数料は、運用の成果から
毎日少しずつ差し引かれます。

自分で払う感覚がないので
見落としやすいところです。

どれくらい差がつくのか。
月1万円を20年、年3%で運用できた
という同じ条件で比べてみます。

手数料の違いで20年後はこう変わる

  • 手数料 年0.06%ほど:約326万円
  • 手数料 年1.5%:約280万円

中身が同じでも
約46万円の差。
手数料は、長く続けるほど効いてきます。

※年3%から手数料を差し引いて、毎月積み立てた場合の計算例です。税金は含めていません。

手数料は、商品ページや
目論見書(商品の説明書)の
「信託報酬」の欄で確認できます。

同じ指数に連動する商品なら
中身はほぼ同じ。

だったら手数料の安い方を選ぶ。
ここはシンプルに考えて大丈夫です👍

③ たくさんの会社に分かれている

1本で何百社、何千社にも
分けて投資できるものを選びます。

1社がつまずいても
全体への影響を小さくしやすいからです。

たとえばオルカンは
2,409銘柄に分かれています。

どこか1社が大きく下がっても
その影響はごく一部で済みます。

逆に数社だけに集中すると
その会社の不調が
そのまま自分の資産に響きます。

ただし分散していても
市場全体が下がる時期は
一緒に下がります。

分散で減らせるのは
「1社のつまずき」のリスク。

市場全体の上げ下げは
「長く続ける」ことで付き合います。

S&P500とオルカンの違い

S&P500とオルカン(全世界株式)は
もともと指数の名前です。

同じ指数に連動する商品は
いろいろな会社から出ています。

ここでは例として、手数料の安い
「eMAXIS Slim」シリーズで比べます。

楽天証券やSBI証券の名前がついた
同じ指数の商品もあります。
中身と手数料を見て選べばOKです。

S&P500 オルカン
正式名 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
中身 アメリカの大きな会社 世界中の会社(日本も入る)
銘柄数 503銘柄 2,409銘柄
アメリカの割合 ほぼ100% 62.8%
手数料(年) 0.08140%以内 0.05775%以内

※2026年8月31日時点の月次レポート・目論見書より。割合と銘柄数は毎月変わります。中身が違うので、手数料だけで比べて選ぶものではありません。

S&P500:アメリカの大きな会社約500社

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の月次レポート:組入銘柄数503銘柄。上位はNVIDIA、Apple、Microsoft、Amazon、Alphabetなど
出典:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)月次レポート」2026年8月31日現在

Apple、Microsoft、Amazon…
毎日使っているサービスの会社が
ずらっと並んでいます。

アメリカ1か国に集中している分
アメリカの調子に
大きく左右されます。

上位の大きな会社の割合も高めです。
ここは弱いところとして
知っておいてください。

オルカン:世界中の会社をまるごと

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の月次レポート:組入上位10か国・地域はアメリカ62.8%、日本5.0%、台湾3.2%、イギリス3.1%など
出典:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)月次レポート」2026年8月31日現在

アメリカが6割ちょっと。
残りに日本やヨーロッパ、
台湾などが入っています。

割合は、世界の会社の
大きさ(時価総額)に合わせて
自動で変わります。

アメリカの会社が大きくなれば
アメリカの割合が増える。

ほかの国が伸びれば
その国の割合が増える。
そんなしくみです。

過去の成績はどっちがいい?

気になるのが、これまでの成績。
運用会社の月次レポートで
並べてみます。

2026年8月31日時点の騰落率。S&P500は過去1年30.4%・過去3年93.1%・設定来354.1%。オルカンは過去1年33.1%・過去3年92.0%・設定来289.1%
出典:三菱UFJアセットマネジメント 各ファンドの月次レポート(2026年8月31日現在)

過去1年はオルカンが少し上。
過去3年はほぼ同じ。
設定来はS&P500が上です。

※設定日が違います(S&P500は2018年7月、オルカンは2018年10月)。

見る期間で
勝ち負けは入れ替わります。

だから「過去に一番増えた方」で
選ぶより、自分が納得できる中身で
選ぶ方が続けやすいんです。

最初は選ばない方がいいもの

逆に、最初の1本には
向かないものもあります。

  • 流行りのテーマ型(AI・半導体だけ、など):値動きが大きく、流行が終わると下がりやすい
  • 手数料が高いもの:持っている間の手数料が年1%を超えるものは、長く持つほど差がつく
  • よく分からないもの:中身を一言で説明できないなら、いったん見送る

つみたて投資枠の商品は
国の基準を通ったものだけなので
大きく外れたものは少なめです。

それでも中身と手数料は
自分の目で確認しましょう☺️

選ぶ前に知っておきたい2つ

どちらも株の投資信託なので
下がる時期は必ずあります。

第2回で見たとおり
2020年のコロナショックでは

アメリカの株価指数が
約34%下がりました。

もうひとつは為替。
円で買いますが、中身は外国の株。
円高になると、円で見た金額は減ります。

たとえば1ドル150円のときに
1ドル分の株を買ったとします。

株価が同じでも、1ドル130円になれば
円で見ると150円→130円です。

反対に円安になれば増えます。

為替は上にも下にも動くので
毎月の積立で時期を分けておくと
ならされやすくなります。

だから、しばらく使わないお金で
長く続ける前提で選びます。

迷ったら、どっち?

長く持つ前提なら
どちらを選ぶかより
続けられるかの方が大事。

そのうえで、決め方はこうです。

  • アメリカの成長にしっかり乗りたい:S&P500
  • どの国が伸びるか決めきれない:オルカン

S&P500は、この数十年
世界の成長を引っぱってきた
アメリカに集中する選び方です。

そのぶんアメリカが
長く不調になったときの影響も
まともに受けます。

オルカンは、世界全体に広く持つ選び方。
今はアメリカが6割ほどですが
ほかの国が伸びれば比率が増えます。

アメリカが好調な時期は
S&P500に少し負けることもあります。
そのかわり、1か国に左右されにくい。

「決めきれない」は
悪いことではありません。

だからこそ世界全体に任せる
という選び方もあります☺️

ちなみに我が家は
僕がS&P500、妻がオルカン。

夫婦でも選び方は違う。
それくらい、自分が納得できる方で
大丈夫です。

よくある迷い

  • 両方買ってもいい?:いいです。ただオルカンの6割はアメリカなので、中身はけっこう重なります
  • 途中で変えてもいい?:いいです。持っている分は売らずに、次からの積立先だけ変えることもできます
  • いま高くない?:それは誰にも分かりません。だから一度に買わず、毎月の積立で時間を分けます

月1万円なら、20年でどのくらい?

「で、実際どれくらいになるの?」
ここも気になりますよね。

たとえば月1万円を20年。
積み立てた元本は240万円です。

金融庁のつみたてシミュレーターで
年3%で運用できた場合を計算すると
こうなります。

金融庁のつみたてシミュレーター:毎月1万円・想定利回り年3%・20年で、将来の運用資産額は327万円。元本240万円に運用収益が上乗せされるグラフ
出典:金融庁「つみたてシミュレーター」で毎月1万円・年3%・20年を入力(2026年9月28日)

20年後は約327万円。
増えた約87万円は、NISAなら非課税です🙌

※年3%は計算のための仮定です。手数料・税金は含めていません。

「月1万円じゃ意味ない」
なんてことはありません。

金額より大事なのは
無理のない金額で
長く続けることです。

まとめ:最初の1本の選び方

迷ったら、この3つ

  1. インデックス型を選ぶ
  2. 手数料の安いものを選ぶ
  3. アメリカに乗りたいならS&P500
    決めきれないならオルカン

次回は、選んだ1本を
楽天証券の画面で探して
毎月自動で買う「積立設定」です。

1本決まったら、次はLINEで

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  • この記事は特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。